考えたこと
ネットのツールはそれぞれ切り離したい派です。
はてなブログも、Twitterも、何ならInstagramも、基本的にそれぞれ独立させていたい。この人こっちではこんな感じなんだ、と思われるのが苦手というか、同一人物のアカウントという目で見られるのがあまり好きじゃなくて…
でも、この記事だけはTwitterと関連付けてもいいかなあと思ったので公開する。
ネットの海のどこかにこれとほぼ同じ記事があるので、もしそっちを見つけてもどうかそっとしておいてあげてください。
以下、4月下旬に書いたものです。タイムラグについてはご勘弁を。
自分の気持ちを言葉にすることはこの現実と向き合うということで、つらい。
年内でジャニーズ事務所を退所すること
正直一番始めに知った時に何を思ったかどんな気持ちになったか全然覚えてないんよ。防衛本能が働いてる。
ただ、
2016年の1月17日に、6人の関ジャニ∞はもう二度と見たくないって思った。のに
まず一番に浮かんできた感情はそれでした。
なんで?どうして?という気持ち。
ジャニーズネットのコメントを見た。
錦戸亮氏の、
事務所に入りたてで右も左もわからない13歳の僕を、可愛がり道標を示してくれた先輩の決断*1
大倉くんの、
さみしくて、かなしくて*2
が漢字ではなくて平仮名で表記されていたところがああ大倉くんだなあと思ったこと、一人だけ名前の最後に。を付けていること、
安田氏の、
今まで共に走れて最高でした、倍々!*3
初めて見た倍々という表記も私には引っかかることなくすっと理解できた。
村上くんの、
すばると袂を分かつ事になる人生は想像だにしておりませんでした。*4
という言葉のあまりの衝撃にまるで現実味を感じなかったり
様々思いながらここまで読みました。
続く村上くんの言葉で、
初めて聞いた時は実感が湧かず、
正直一時的な想いだろうと思っていました。
が、何度も話を聞き、本人の意思の強さ、
気持ちが一時の感情で無いことは、
21年も一緒にいれば、目を見ればわかりました。*5
この言葉を見た時、ああ本気なんだ、と
脱退の理由が週刊誌の報じたしょうもない馬鹿みたいなそれじゃなかったことだけがほんの少しだけ、せめてもの救いだと思った。
脱退という表記はあまりに残酷で、本人もメンバーもファンも誰も得しないように思えるから、だからせめて卒業にして欲しかったな、と思った。
8ESTのスタジアム公演が台風で中止になった時も、元気が出るライブで大倉くんがいなかった時も、1番熱くて心にぐっと刺さるファン泣かせのこと言ったのは渋谷さんだったなあ。今後関ジャニ∞が何かピンチに直面したとしても、彼が発する力強く、何かなんとかなるんじゃないかと安心させてくれる言葉はもう聞けないんだなあ、と思った。
ここまで休憩中に考えたこと。
家に帰って、すぐに映像を観る勇気は出なくて、ちらちらと会見のニュース記事を見た。その中でも、
錦戸さんが、すばるくんが”こいつらしつこいなあ”って思うくらい必死に引き止めた、
横山さんの、今日という日が本当に来ないで欲しいという思いでいっぱいだった、僕らなりに全力ですばるにいて欲しい気持ちを伝えた、という旨の記述があり、
それらを読んだ時に
どんなファンよりも一番辞めて欲しくないって思ってたのはあの6人なんだなと私は思いました。そして、
その6人が全力であんな言葉やこんな言葉で引き止めようとしてもだめだったんよ。そしたらもう受け入れるしかないよな。6人もファンも。
という考えに発展した。
関ジャニ∞の年下4人と、最後の最後、あの横山さんと村上くんに止められないのならもう誰にも止められないことなんだなあって思って。
Mr.サンデーで流れた、
村上くんが 本当の本当の本当に最後やで、本当の本当にええんやな?って渋谷さんに問いかけ、それに力強く答えたという渋谷さんの話を聞いて、
渋谷さんがひとつ頷くだけで世界がこんなに変わってしまう
すごいな
って。
ファンクラブの会員数も事務所内で五本の指に入るようになり、毎年五大ドームツアーをするようになって、毎年紅白に出演できるようになって、ロックフェスにグループで呼ばれるようになって、あんなに有益な冠音楽番組もできるようになって、CDやDVDやアルバムの売上も昔より確実に増えて、DVDがプラチナ認定されて、*6レギュラー番組の数やCMやドラマや映画や舞台や雑誌やラジオなどメディア露出の数からも、いろんな要素からすごく大きくなったのが一目でわかるのにまだなお、そこにいては達成できないことってあるんやな。
――関ジャニ∞の活動の中で一番印象に残っていることは?
渋谷:メンバーと楽屋でしょうもない話をしている空気というか、(そういう時間が)絶え間なくいつもずーっとあったなぁというのがありますね。*7
渋谷さんが一番印象に残っているという関ジャニ∞の楽屋の空気は、絶対に渋谷さんにとって世界一心地良い場所だと思う。何の根拠もないけど、何故か自信を持って言える。この文章を読んで、渋谷さんが気の置けない仲間と笑い合う空間が容易に思い浮かんだ。わたしはせいぜい関ジャニ∞が表向きに見せる”楽屋ノリ”を知っているだけのいちファンでしかないけど、渋谷さんにとってあんなにも心地良くて楽しい場所なんて、きっと世界中どこを探してもないよ。
それをもう二度と味わえなくなってまでも、やりたいことが見つかってしまったんだなあ。
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今回のことを受け、今まで渋谷さんが熱く、本気で語ってくれたまっすぐな言葉たちを全部信じられなくなってしまいそうになった。あの時こう言ったじゃん、が積み重なって、それらは嘘だったの?嘘をつかれたの?という気持ちがどこからか湧いてきた。
しかし、大倉くんがジャニーズネットのコメントにて
と記してくれた。この部分を読み、
わたしが同じ時を過ごして見てきた渋谷さんの、彼らの言動に全部嘘はなかったんだと
その時々でちゃんとそう思って無理もしていない言葉を届けてくれていたんだと
嘘をついた つかれた ではなくて、”今”渋谷さんの心が動いて、その想いに7人が向き合って、今回の決断なんだと
なんとか落ち着くことができた。
渋谷さんも人間だもんね。人の心なんていつどう変わるかわからなくて当たり前よね。と思えるようにはなった。
一番好きな人がファンに向けてこの言葉を選んで書いてくれたことに救われたし、嬉しい
嘘はなかったよね?と文章の端々からヲタクが推測して、無理やり自分を安心させることすらあり得た状況を、こうやってきちんと伝えてくれる人がメンバーにいることが、どんなにありがたいか
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去年の新年会の映像を見た時に、私は渋谷さんのことを関ジャニ∞の台風の目みたいな存在だなと感じたことを思い出した。革命を起こしたいと言った渋谷さんのことを、グループを変えられる、変わるきっかけを持っている人なんじゃないかと。
以前から、関ジャニ∞における渋谷さんの箱入り娘感はすごいなあとなんとなく感じていて。贔屓とか、あからさまなようなものではなくて、どこか大事に、丁寧に扱われているような感じ。例えるなら、グループで何か決め事をする時に渋谷さんがyesと言えばyesだし、noと言えばnoに傾いてさえしまうような。あの歌唱力も勿論大きいけど、それ以外のところでグループを良くも悪くも左右しているんじゃないかという部分は何か感じていた。
会見を取り上げたワイドショーの街頭インタビュー(編集で全部消したけど作業の際に少しだけ観た)やコメンテーターの人達が、彼が中心とか核とか言っているのを数回見かけた。それって、私が抱いていた漠然としたイメージがなんとなく一般にも伝わっていたのかな。とか思ったり
ここまでいろいろと考えを巡らせてきてもまだなお、今起こっていることが全然信じられなかった。受け止めようとしても脳が全然理解してくれなくて、シャットアウトされては跳ね返されの繰り返し。
本当に渋谷さん辞めちゃうの?事務所もグループも?関ジャニ∞6人になるの?うそやろ?何かの悪夢やろ?エイプリルフールじゃない?
皮肉にもこの発表を通して、わたしは自分で思っていた以上に彼らのことをグループとして全員好きになっていたんだなと気付きました。
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以前から時たま、バンドやMCの画などを見て、あの人は、センターに立つために生まれてきたのかもしれないとぼんやり思ったことはあった。何かそう思わせるほどの説得力があった。褒めすぎかもしれんけど。見慣れたからそう思うだけかもしれんけど。似合うもん。センターがしっくりくるひと
なんで渋谷さんがセンターだとあんなにも収まりがいいんだ。MCを始め、ジャニ勉のポスターも、エイトレンジャーも、勿論他の雑誌でも。もっとたくさんあるだろうけど、今7人の写真を見られるまでには回復していないので割愛します。しかし最後のアー写めちゃくちゃかっこいいやん。全員ばりばり仕上がってるやん。やめてよ。
生田斗真さんがジャニーズウェブで言及してくれていた、渋谷さんと2人でキングコブラの捕獲のロケに行った番組。その動画の一部を上げられていたものが、偶然タイムラインに流れてきた。詳細表示にせず流し見しようと思ったら、あまりの衝撃で思わず最後まで見てしまった。
何故か。
顔が整いすぎているから。もう嘘やろ?って位顔が整っている。顔の黄金比ってまさにこのことやん。妙子さんが履歴書送りたくなるのもわかる。これで歌も上手くて笑いのセンスもあるんだよ。そんなの反則 もうどれかひとつにして欲しい
関ジャニ∞のファンのことを『エイター』と定義するのなら、7月15日以降渋谷すばるさんにつくファンはもうそこに属さなくなってしまうんだね そう呼ばなくなってしまう 不思議で少し悲しい
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2017年の1月17日よりつらい出来事なんかないと思ってたのになあ。
こんなに大きな話が水面下で動いていた中で、モンテクリスト伯だったり泥棒役者だったりイフオアXがあったりレコメン卒業だったりそのゲスト出演だったり、勿論個々のレギュラーも、当たり前だけど何の素振りも見せずに仕事していたことを考えると頭が下がる。この人たちはやっぱりプロで、大人なんだ。
安田氏元気か?生きてる?大丈夫?
会見を欠席するということは長時間座ることすら困難、車椅子でも出られない(ドクターストップがかかる)レベルの怪我ということで、彼腰痛持ちだから背中を打って相当痛かっただろうな、とか勝手に彼の身を案じた。自宅で転倒して背中を強打と言われるとフローリングか何かで足を滑らせて後ろにこけたとかしか思いつかないけど、しかし想像しただけで痛い。お大事にしてください。
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ワイドショーの編集をした。相当につらい作業だったけどやらないと容量が危ういという悲しき事情により、満タンになる寸前でようやく手をつけた。消音で行った。基本会見の映像のみを残し、スタジオの解説はカットしたものもある。腹が立つ外野のコメントも全カットした。
その作業をしながら、改めてかんぺきな対応だったんだなと思った。脱退の会見で、”メンバーの絆”がこんなにフォーカスを当てて取り上げられることはまあそうそうない。渋谷さんが話す脱退に至った経緯と同じ位の尺を使い、他メンバーのコメントが使われていたように思う。そして私が観た限りでは、この件を報道した番組のスタジオでは圧倒的に肯定的な意見が多かった。『誠実な対応』と言われ、最後は頑張って欲しいですね、今後も楽しみです、事務所の先輩からは応援している、等の前向きな言葉で締めくくられた。6人も渋谷さんもどちらかが悪者になることのない終わり方をしていたんだよなあ。それはひとえに7人の取った対応に対する立派な評価だ。
そして今回の件で苦言を呈したコメンテーターがいても、それがなあなあで流されて終わること一度もなくて、他の共演者がめちゃくちゃ反論してくださっていた。しかも擁護してくださったのは彼らと共演経験がある人。口達者な芸人さんが多数。愛されてんなあ
いやこれって改めて考えてもすごいなあ
ワイドショー道流してくるのまじ反則すぎた
ジャムの映像を流してくるのももっとつらかった
あの夏のツアーは、何の不安もなく、本当に一点の疑いもなく、ただただ楽しかっただけの思い出なんやもん 映像の7人も楽しそうで、みんな笑ってるやん
グループにおいて確かに当たり前なものなんてないのにほんの1ミリでもそんな気持ちを持たずに、7人が揃って同じ道を歩いていく未来を信じて疑わなかったあの夏 ヲタクも勝手だったのかもしれない
今と青春のすべてはいつになったら聴けるようになるかわからない まだジャムの映像すら観ていない こんなことならもっと早くに見ておけばよかった
曲聴けたの、発表されて会見があった日の深夜だけだなあ。今もなお何にも聴けてない
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同じメンバーで長くやってきた中で1人抜けるというのは解散という可能性すらあったはずなのに、それは一切口にすることなくただグループの看板を守り続けるのを決めてくれたことに感謝しないとだめだという気持ちも芽生えた。
でも、どこかに6人の関ジャニ∞に早く慣れないと、という気持ちがあって、あの日から7人の番組を観ても無意識に渋谷さんを目に入れないようにしてる自分がいるんよ。気づいた時ショックだった。
わたしがずーっと見てきた怖いくらいにバランスの取れたあの光景を忘れないでいたいと思ってるのに。時間に解決されたくないとまで思ったのに。自分がつらいから忘れようとしている。まだ7人の関ジャニ∞を見られるチャンスはあるのに。
つらい
強くなりたい
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『どうにかがんばってね。踏ん張ってね。6人で。』
とこれもまた日曜の夜に書き留めた。あの会見に臨んだ7人全員があまりに見るのもつらい顔してたから。渋谷さん隈作りすぎだし、いくつものメディアで憔悴し切っていたと表現された横山さんも。
でも、モンテの朝からの番宣とかヒルナンデスとかレンジャーとかサタプラとかANNとかスバラジとか関ジャニ通信とか
生放送や会見の後に収録された番組が少しずつ放送されてきて、それを観て聴いて思うのは、
彼らはもう切り替えて前に進んでるんだろうなあということ。たぶんヲタクが想像していたよりこの時点でもう、関ジャニ∞のメンバーはよっぽど前向いてるなあと。
それらを享受してまた思ったことはたくさんあるので、これも分けて記事にできればいいんだろうけど。
ほとんどのメンバーがファンに限らない人が目にするであろう番組ではむやみに触れなかった、触れようとしなかった辺り、会見がすべてだったってことを余計に物語ってるなあ。
こちら側に余計な心配や憶測を与えない振る舞いで、プロだ、大人だ、って改めて感じさせた。
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まだこの先どうなるのか想像もつかないけど、渋谷さんを精一杯引き留めて、欠けてしまってもグループを維持していこうと決めてくれた大倉くんを始めメンバーがいるのは事実で、 そこを信じるしかないし 信じてついていこうかなって思ってる。*9
15日の夜中に私が呟いた言葉なんだけど、今考えても結局ここに帰結するのかなあって。
関ジャニ∞には大倉くんだっているし、錦戸さんだっているし、村上くんだっているし、横山さんだっているし、安田さんだっているし、丸山さんだっているんよ。
すごくない?強い。戦えると思う。一人一人強いのに集まったら倍以上になるやん。1+1を2以上にしてくれる人たちやん。きっと
わたしは大倉くんが関ジャニ∞にいる限り、関ジャニ∞のファンをやめることはできないと思うし、お金と時間を使って、追って行きたいと思うよ
おしまい
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7人全員の一語一句がすごく大事でありがたいのは重々承知の上で、私の中で特に記憶に残ったところをあえて引用させて頂きました。
FC会員しか見られないコンテンツの文章なのに原文を載せるのかという意見があるかもしれません。しかし映像で、ご自身で確認して頂くことができる会見はともかく、この文章に関してはこれがすべてですので私自身の解釈でまとめた文章を載せ、曲解が起きることを避けたいと思いました。よってこのような形を取らせて頂きました。どうかお許しください。
冗談抜きで、わたしは今回どれだけの活字を読んだんだろう。数千字はざらで、みなさんのブログなども含めると下手したら万に上ると思う。